スーパードクターK

屈強な肉体と精神を持つ最強医師

特殊な医師の家系に生まれ、「K」と呼ばれる天才医師が様々な難問を持ち前の医療技術や精神的な強さ、肉体的な強さによって突破していく物語。
この漫画、基本的には医療漫画なので医者として主人公が怪我人や病人を救う話がメインとなるのだが、主人公が半端ではない。

医者としての腕前が非常に優れているだけでなく、精神的にも肉体的にも常人より優れていて、いわゆるスーパーマンのような存在なのだ。

特に序盤は主人公が毎回活躍して問題を解決するという感じなので、どちらかというと医療漫画っぽくは無いかもしれない。

ただ、医者としての覚悟や医療における問題など、かなり社会派な問題なども扱っており非常に読み応えがある。
同じくすごい医師が活躍する漫画としてブラックジャックがあるが、この漫画はどちらかというとより主人公が積極的だといえるかもしれない。
特殊な家系に生まれたが故に、主人公はちょっと常識がずれていたりするが、頼れる男だというのは間違いない。

こんな医者が居たら色々な意味で安心できるなと思わせてくれる、そんな主人公が登場する漫画だ。

咄嗟の判断と行動する勇気

色々と印象に残る漫画なのだが、その中でも私が一番印象に残っているのは、ガラスで足を怪我した学生が出てくるエピソード。
一度は医者になることを志していたが、受験ミスで志望校に行けずに腐っていた加山という生徒がそこに偶然遭遇する。

加山はとにかく出血を抑えないといけないと自分の髪の毛を使って血管を縛ることに成功する。

その後を主人公のカズヤが引き継いで助けるという話だ。

これにより人の命を救うことができた加山は、再び医者としての道を志す。

これは人の命がかかっている状態で、咄嗟に行動できるかという大きな問いかけみたいなものだと思う。

保険医を呼ぶ、救急車に連絡するという助けを求める行動だけでなく、自分の手で人の命を救う。
その行動ができるということは、加山はすでに医者として必要なものが備わっているといえるだろう。

とんでもない設定の中に見えるメッセージ

この漫画は主人公が力技でなんでも解決することが多い。
そのためか、どうしてもあまりシリアスな漫画ではないという風に見られがちだ。
しかし、この漫画は真面目に読んでこそ、面白い漫画だと思う。

なぜならば、医療問題やそれに関する社会問題など、扱っているテーマがとてもシリアスなテーマだからだ。

それに、主人公の分かりやすいすごさももちろん重要だが、その他のメンバーの頑張りも決して欠かすことはできない。

一見派手な主人公の活躍のそばに、脇やくたちの地味な頑張りがあるからこそこの漫画は成り立っている。

こういうところがこの漫画の素晴らしいところではないかと思う。
現在は続編の「K2」というタイトルになって連載が続いているが、興味がある人はぜひ手にとって見て欲しいと思う。

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